安心・安全にこだわった農作物づくりと
人と自然が共生し、持続可能なまちづくり。
自然生態系農業で紡いでいく、未来のカタチ。
宮崎県東諸県郡
綾町について
宮崎県中西部に位置する”照葉樹林と共に生きる”町です。
”自然生態系農業の町”、”照葉樹林都市”などをスローガンとする町おこし
の成功例として知られ、自然の中での人間らしい生活を求める全国
各地からの移住者が多い町です。
綾町の照葉樹林帯は、日本最大級の原生的な照葉樹林で、綾川渓谷
には世界最大級の歩道吊橋である照葉大吊橋も架けられています。
平成24(2012)年、綾町全域はユネスコエコパークに登録されました。
自然生態系農業について
自然生態系農業とは、各地域の環境条件に合わせながら、自然の力を最大限に引き出し、
生物多様性を守り、コミュニティを強くし、地産地消の推進にもつながる農業のあり方です。
化学肥料・農薬などの合成化学物質の利用排除や、食の安全・健康保持、
遺伝毒性を排除し、遺伝子組み換え作物の栽培などは行わないといった自然生態系農業の推進になります。
Point1
取組の背景
”自然生態系を生かし育てる”まちづくり
綾町は、自然の摂理を尊重した農業を推進するため、昭和63年に全国初の「自然生態系農業の推進に関する条例」を制定し「有機農業の町」として、地域の環境資源との調和と共生を目指す環境保全型農業(自然生態系農業)を行っています。
- 化学肥料、農薬などの合成化学物質の利用を排除すること。
- 本来機能すべき土などの自然生態系をとりもどすこと。
- 食の安全と、健康保持、遺伝毒性を除去する農法を推進すること。
- 遺伝子組み換え作物の栽培を行わないこと。
Point2
生産物の流通と販売
”安心・安全”にこだわった本物の野菜づくり
自然生態系農産物の一般的流通は、これまで、安全で味の良い農産物を作る生産者と、安全な食べ物を求める消費者との産直提携を中心に行われてきました。
最近では一般消費者の安全・健康志向が高まり、県内はもとより県外市場でも販売されています。
近年、地産地消運動の高まりから、学校給食で利用する野菜のほとんどを町内で生産される自然生態系農業による農産物でまかなっています。
Point3
有機JAS認証の登録認証機関
持続可能な農業の推進 ”オーガニックビレッジ”
「農林物資の規格等に関する法律」(JAS法)は、農林物資の品質の改善・生産の合理化・取引の単純公正化・使用または消費の合理化を図るとともに、適正な表示によって一般消費者の選択に役立てることを目的に制定されています。
綾町は、JAS法に規定される農林水産省の登録認証機関として認証を受け、有機農産物等の認証に関する業務を行っています。
就農・綾の農業法人で働きたい・農業体験・
それぞれの要望や条件に合わせて対応いたします
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